Alii!! 南の島パラオから「こんにちは」

青年海外協力隊(2023年度1次隊)としてパラオの小学校に派遣されている中学校英語科教員が、パラオでの様子を日本の皆さんにお届けします!

016 ハイレベルな遠足

 🎒遠足その1 ガラスマオへ

今日は、5年生を連れてガラスマオ(Ngardmau)州へ遠足です!アイメリーク小からスクールバスに乗って北上すること、約40分…。

 

ガラスマオに到着!黄色と赤色の州旗が風にたなびいています。この州の事務所で他の2校と合流し、全3校で合同遠足。

 

このガラスマオの広大な土地に、植樹をする遠足です。環境保全活動や環境教育活動を行っているNGO団体の方達の主催の遠足でした。ちなみに、写真の奥に見える段々型の山は、第二次世界大戦前の日本統治時代にボーキサイトを採掘していた場所。あちこちに日本統治時代の名残が残されていました。

 

穴の中に苗を入れて、肥料を入れ、土をかぶせます。(ちなみに肥料はパラオ語でコヤス)

 

みんなで協力してアチコチ植えるぞ~~~!

 

土をかぶせた後は、ココナッツの殻でフタ。こうすることで、苗が風で倒されるのを防ぐんだそう。

 

さらに最後はココナッツの葉っぱを運び…

 

畑全体にフタ!これで、風が吹いても雨が降っても動物が来ても、苗が守られます!

 

植樹の後は、歩いて散策。植物の説明を受けながら、川遊びをする川に向かいます。

右の写真は、ウツボカズラ。ポケモンのウツボットを思い出します。

ん~、鮮やかな色・形の植物だらけ!!

 

いよいよ、川遊びをする川に到着。皆で川の中をトコトコ歩くと…

 

小さな池?に到着!ここで思いっきり水遊び!!ちなみに、ここは滝の頂上地点らしく、さらに奥に進むと滝から落下…してしまうような場所です。

 

私も皆と混ざってしっかり遊びました!

 

水が気持ちいいねぇ~~☺

 

川遊びから帰ってくると、お昼ごはん。サマーハウスと呼ばれる屋根の下で、持ってきた弁当を食べます。

 

サマーハウスの屋根を下から見るとこんな感じ。コンクリートなどは一切なし。全部手作り&天然素材で作られています。

 

午前中に学んだ植物についてを午後はプレゼンテーション!「どんな植物を見つけたかな?」「いくつ見つけたかな?」「どこで見つけたかな?」…テーマに沿って、ホワイトボードに各班ごとにまとめていきます。

 

いよいよプレゼンテーション!

 

今日知り合ったばかりの子ども達…とは思えないぐらい、3校の学校の子ども達が協力しながらプレゼンテーションを無事に終えることができました👏

少人数の学校同士だからこそできる、学びの深い遠足!大人の私もとっても楽しむことができました。

そして、こちらはボーキサイト採掘場の近くにあった、日本統治時代の名残の数々。列車を走らせてボーキサイトを運んでいたのでしょう。

現在のパラオは人口18000人ほどの島ですが、今から約90年前の日本統治時代は、約6500人のパラオ人日本人が約17000人ほど暮らしていたそうです。パラオをめぐっていると、あちこちで日本統治時代の名残を見つけられます。この暖かくて穏やかな島で、第二次世界大戦前にどんな生活が繰り広げられていたのか。日本人として、しっかりこれから学んでいきたいと思います。




🎒遠足その2 ガラロンへ

5年生のお次は、4年生の遠足。今日は、バベルダオブ島最北端のガラロン州(Ngarchelong)へ遠足です!私にとっても初のガラロン。

 

ガラロンに向かうスクールバスの中からでもわかる、この海のきれいさ!!!!

 

ボート乗り場に向かう道も、美しすぎる!!!

 

本日も3校合同の遠足です。皆でライフジャケットを着てからボートに乗ります。

 

透明な海!

 

なんて、きれいなんだ~~~~!!!

 

ボートに揺られること、約10分。目的地の小さな島にたどり着きました。

 

海に入る前に、説明を受けます。今日は、シュノーケリングをしながら、海の中に住む生物を見つけるという遠足!マスク&ゴーグルは基本持参。タビ(アクアシューズ)も持参。パラオの家庭では、ちゃんと皆家で持っているものなんだなぁと思わされます。

 

さあ、潜って探すぞ~!!

 

メジャーを使いながら、決められた距離の中で生物を探します。私はナマコと小さな魚🐡くらいしか見つけられませんでしたが、子ども達の方がよっぽど色々発見していました👏

 

観察後は、再びボートで陸地まで帰ります。

 

お昼ごはんの後は、班ごとに分かれてプレゼンテーションの準備。

 

どんな生物を見つけたかなぁ?今日の一番の思い出は何かなぁ?と、普段は違う小学校に通う同学年のメンバーで一生懸命話し合います。

 

そして、発表!

 

皆、堂々と発表ができていました。「とっても楽しかった!」と口々に言っていました。

 

帰りのバスでは…大爆睡💤ガラロン州からアイメリークまではバスで1時間以上かかります。車の椅子で寝るのが器用な子ども達。一日楽しかったね。

パラオでの遠足に2回も一気に引率で行かせてもらいました。小規模の学校だからこそできる、ハイレベルな遠足!!まさか、1人数本の苗を植樹させてもらえるとは!皆でボートに乗ってあんなに美しい海で潜ることができるとは…!子どもたちに色んな体験をさせようとしている大人たちの熱意が伝わってきました。これからの遠足も楽しみです。そして、「遠足のときはセンセイ引率お願いね!」と日本人の私を積極的にパラオのあちこちに送り込んでくださるアイメリーク小学校の先生方にも改めて感謝😢

 

 

 

🏠刺激いっぱい ホームステイ生活

毎日刺激的で飽きないホームステイ生活の一部を、写真でお届け!

「今日はでかいのがとれた~」とホストブラザーのNgat。ぱっと見、70cm以上はある魚…。いつもspearfishing(魚突き)で捕まえてきてくれます。この日は煮付け(パラオ語でもニツケ)にしていただきました。

 

こちらはサトウキビ。ガリガリかじって食べ、芯はペッと捨てます。これがおいしいんだなぁ…。子どもにも大人気の植物。

 


こちらは名前も忘れた実。食べると甘いけど、口の中が赤くなります。

 

そして、アイメリークからの夕日!絵画のような空に、言葉が出なくなります。

今日も一日ありがとう!明日も一日がんばろう!

015 風邪引き・スマホ故障からの復活…

🏥風邪ひきになる…

皆さま、お久しぶりです。

見事に咳の風邪にやられてしまい、それと同時にスマホも故障しかけてしまい、デジタルデトックスの日々を送っておりました…。やっと身体もスマホも復活。時差ができてしまいましたが、10月の様子なんかもぼちぼち伝えていきたいと思います。

めったに熱出さない人間なので、久々に熱が出て自分でもびっくり。体温計の故障を疑いました。

ありとあらゆる薬(日本・アメリカ産どちらも)や、民間療法も試しましたが、一番効いたのがむらさき色のパッケージのアメリカのお薬。めちゃくちゃ効き目がよかった…。

私から始まって、ホストファミリー達にも風邪をうつしてしまったのですが、パラオの人たちはどうやらあんまり病院に行きたがらないみたい。「固めのココナッツを削ってその中に薬草を入れて、こうやって薬をつくるの!日本の人たちにも教えてあげなさい!」とMomから言われ、実演してもらいました。

「風邪のバイキンはどこにでもいるんだから、自分がうつしてしまった…とか気にしないでね」と言ってくれる、優しいホストマザー。ありがたい言葉でした😢ちなみに、バイキンはパラオ語でもバイキン。

 

風邪の原因は、この雨だらけの日々だったといいたい…!毎日すごいスコール☔酷暑☀→スコール☔→酷暑☀の繰り返し…。パラオの人たちも「この天候じゃ身体こわしちゃうよ」と言っているような、なんだか不思議な気候が1週間ぐらい続いておりました…。

せっかく貯水タンクがあるのに、水漏れしていて、全然貯水されていないという💦

 

 

🏫2学期スタート

それはさておき。少しさかのぼりますが、10月の第二週から2学期が始まりました。

朝の始まりは、やはり集会から。月水金の週3回、全校集会をやっています。はじめに国歌を歌って、それから先生のお話。(ちなみに、いつもは青いポロシャツに黒い半ズボンがアイメリーク小の制服ですが、金曜日だけは、先生も含めて皆でお揃いのエンジ色のSDGsデザインTシャツを着ます。)

先生のお話が終わったら、ダンスタイム!!ちびっ子達はノリノリですが、思春期まっさかりの高学年はちょっぴり恥ずかしそう😅

 

この日はなんと珍客が!かわいい子犬がどこかからやって来ていました。

 

歩くのも、まだヨロヨロ…。みんなのアイドルになった子犬でした。次の日にはもういなくなっていたが…無事に親元に戻って生きていることを祈ります😢

 

ちなみに、こちらは街中で見かけた子猫。生まれたばかりの動物が見れるのも、野生の動物がたくさん住んでいるからこそ!かわいかった~。

 

毎日、給食の朝ごはんを食べて一日がスタート。この日はパンケーキでした。

全校生徒約50人分を、この小さなプレートで作っているんだそう。朝5時には来て作っていると調理員さんが言っていました…ありがたい😢

 

こちらは高学年の英語の授業の様子。たまにプロジェクターを使って授業を行っているサイパン生まれの英語の先生です。「次回のスピーチ発表の順番をルーレットで決めるよ~~」と、日本でも見かけたルーレットをやって盛り上がっていました。

 

こちらは、1・2年生のクラス。「私は機械関係が苦手なの!」とおっしゃっていた先生でしたが、授業で私と使っていくうちに、プロジェクターの使い方にも慣れてきたみたい。私が担当している算数の授業ではない時間(この写真は理科かな?)でもプロジェクターを活用してくれていて、ちょっぴり嬉しくなりました。

 

こちらはパラオ語の授業。コラコラ、授業中に手をふっちゃだめだよ✋

 

プロジェクターを使ってデジタル化一直線!かと思いきや、紙芝居台で英語の授業。こんなギャップもいいなぁ!少人数の学校なので、イスを前に並べて、英語のアルファベットの勉強をしていました。

 

私が担当している算数の授業はというと…

くり下がりのあるひき算に入りました!最初は苦戦していたけれど、今では「さくらんぼ計算」もバッチリ。ホワイトボードに計算の答えを書くのは誰が速いか?!とレースするのが大好きな1・2年生。

 

3年生の授業では、かけ算の学習に本格的に入りました。

 

まだまだ九九を覚えていないので、苦戦する3年生…。

 

図を描いたり、計算をしながら、必死に答えを導きます。

 

かけ算の小テストを受けてみるも…

 

やっぱり九九を覚えていないので、机の下で一生懸命指で数える。指の数、足りるかなぁ?😅

かけ算九九を楽しく覚えられる工夫を、担任の先生と一緒に考えている最中です。皆が3年生のうちにかけ算マスターできますように…!

 

体育の授業はというと…

雨だらけだったので、そんな日は室内でバスケットボール試合観戦。

パラオでは学期ごとにスポーツ大会が開催されます。1学期はバレーボール。2学期はバスケ。3学期は野球。4学期はサッカー。今学期はバスケットボール漬けのシーズンになりそうです!



🥥自給自足の生活

アイメリークで生活していると、「ザ・自給自足」を感じることがしょっちゅう。基本的に、食べ物は自分で採ったものを食べます。ご近所さんとの物々交換も日常茶飯事。

この日は、バス運転手のフランシスが「高いところにある実をとる道具」を自分で作っていました。長い竹の先っぽを削って、Y字型にすることで、高いところにある実が採れるようになります。こんなにでっかいナイフで器用に削るんだなぁと感心してしまいました。採れた実たちは職員室の皆でシェア。(写真撮り忘れた)

 

こちらは、ステイ先のMomが育てたタロ。大量に採れたので、ご近所にお裾分けに行きます。

 

学校でカボチャをお裾分けしてもらったので、この日はカボチャの天ぷら。高校生Lebronが揚げてくれました。

ありがたいことに、アイメリーク州はパラオの中でも有数の野菜の名産地。毎日のようにいろんな人からお裾分けをしていただき、毎日おいしくいただいています。

 

最後は、アイメリークから見える美しい夕陽。最近は、日の入り時間(17:45頃)には外に出て、必ず夕陽を見るようにしています。ああ、今日も私は生きている!!と感じる大好きな瞬間。

すっかり体調は元通りになったので、ぼちぼち更新再開していきたいと思います!

014 バレーボール大会からの…2学期開始

🏐バレーボール大会

都市コロールにあるパラオ高校の体育館で、バレーボール大会が開催されました。全国から約15校が参加する大会。我らがアイメリーク小は男女混合の部で参加しました。

 

試合前は、円陣で気合を入れて練習!ボールが1つしかないので、10数人で1つのボールを取り合うようにパス練習。

練習の成果を発揮できるように頑張るぞ!とのぞんだものの…。慣れない舞台にガッチガチに緊張する子どもたち。なんと全敗で予選リーグ敗退となってしまいました…。一勝ぐらいはできるかな?と思っていたので子どもも私もちょっとショック…😅

 

帰りのバス内ではしっぽりとチョコレートミルク(もちろん、ストローは無し)をいただきながら帰りました。悔しいな~~~。次は12月にバスケの大会があるらしい。リベンジすべく頑張ります!

 

 

 

🍃タロイモ畑でつかまえて

バレーボール大会が終わってしまうと、特にやることもなく…。長期休み(Inter Session)をのんびりと過ごしました。せっかくなのでアイメリーク州を探検!自転車であちこち回ってみました。

タロイモ畑。ホストマザー(Mom)だけでなく、近所の方達数名で分担してタロを育てています。

タロの葉っぱのでかさ!腰かけて休憩しているMomと比較するとよくわかります。

葉っぱもでっかい…。

 

タロ畑のまわりは、森…というか、ジャングル。四方がひたすら緑。

 

これはバナナ。茎の色がすごい!!

 

そして赤いトンボ発見。大量に飛んでました。

 

ちょっと色が違うやつも?

 

これは透明。

 

キノコもたくさん。

 

タロの茎。導管がよく見える!

 

きれいなお花もまわりに咲いていました。

 

パラオで人気のナッツをいただく。黒い木の実を燻すとおいしいナッツに!!

 

 

 

🚲アイメリーク州大探検

自転車でアチコチ走っていると、突然話しかけられることもしばしばあります。

ココナッツを採集していた知り合いから声をかけられました。この長い木でつっついて木の上のココナッツの実を採集しているんだそう。

 

大きなナイフでココナッツに穴を開けてもらい、ジュースのようにいただきました。そして、その後は、ナイフでココナッツを半分に割り…

果実もおいしくいただきます。「こんな風に剝くんだよ~」と直々のご指導。パラオではよくココナッツを飲み・食べしますが、いつでもおいしい!!

 

そしてさらに自転車をこぎ進めると、アイメリーク州で有名な観光地、マルソルの墓(MALSOL TOMB)に到着。

マルソルは昔々のパラオにいた勇猛な戦士でした。しかし、村のある世帯の息子を殺したせいで、村の女性たちから石を投げつけられて殺されてしまいました。そのときの石がマルソルの墓石になったのです。───という言い伝えがあります。

 

立派な看板の横の階段を上るとそこには…

 

マルソルの墓!

 

あれっ、思ったよりも小っちゃい…😅 でも、アイメリークを代表する観光スポットに来られたので、満足です!

 

その後も自転車で走っていると、突然大量のお魚をいただきました。

 

イワシ。お刺身にしておいしくいただきました。(パラオ語でも刺し身はサシミ!)パラオではお刺身に醤油をつけるだけではなく、レモン汁を混ぜたり、ニンニクやタマネギを入れたりと、お刺身にかけるタレにもこだわっていました。

 

 

 

👟Sisangとお散歩

この日は、6歳のSisangとお散歩です。

 

道中、素敵なお花を見つけたり、レモンを見つけたり…。

 

わ、虫!こっちは、昔の水道管かな?

 

この葉っぱは、表は緑色なのに、裏は紫色なんだね…。

 

大きな木!木肌の色が特徴的。

 

紫のお花に、黄色いお花。

 

突然止まって、はいチーズ。

 

こんなにかわいいお花も咲いてる!☆型のようなお花!きれい!

 

自然を楽しみながらSisangとのんびり歩いていると、突然道端にお墓が。パラオは火葬ではなく、土葬の文化が多いそうです。タイル張りのお墓に、亡くなられた方のお名前や写真が載っていました。

 

さらに、ひたすら歩き続けること1時間…。

こんなにきれいな丘に到着!!青空!たくさんの雲!空から見たら、自分って小さな存在なんだよなぁと思いながら、Sisangとしばらく寝っ転がって雲見をしました。

 

帰り道は疲れ切ってなぜかハイになったSisang。大声で歌いながら裸足で帰る、超元気なパラオガールです!


 


👶新しい家族

私は今、6人家族のお家にホームステイさせていただいています。Momと、その息子さんNgat、その奥さんLusiangと子ども達Jordan、Sisang、あとは奥さんの弟のLebron。6人家族だったお家でしたが、このたび、新たな生命が誕生しました✨

 

JordanやSisangの弟、Tadashiです👶 生まれて4日後の写真。かわいい…!皆、新たな生命の誕生に幸せな気持ちになりました。この写真を撮った翌日にはTadashiも退院して家に入り、7人家族+私で8人暮らしが始まりました。パラオで新生児の赤ちゃんと一緒に暮らせるなんて、ありがたいかぎり…。成長をしっかり見守っていきたいと思います。

 

赤ちゃんは気にも留めず、ネコはネコで元気です。無防備な睡眠。

 

でも、ごはんを狙っているときは、目が鋭く光ります。二重人格、いや、二重猫格。

 

 

 

🏫2学期開始!

長期休み(InterSession)が終わると、いよいよ第2クウォーターつまり2学期の始まりです。なんと3人も転入生が入ってくることになりました。2学期はどんなことに挑戦しようかな~?私もわくわくしながらの学期はじめです。

学期のはじめは、始業式や朝礼をやったり通知表の回収をしたり…することもなく、いきなり授業。1-2年生の社会は、「wants(ほしいもの)」と「needs(必要なもの)」を描くという授業でした。

「Needs(必要なもの)」は、水や空気や家…。そのあたりは皆一緒でしたが、「Wants(ほしいもの)」は、子どもによって様々。タブレットやiPhone、コンピューターを書く子が多いのは日本と同じだな~なんて思っていたら、なんとpool(プール)がほしい子も!年中夏のパラオならではです。

2学期もしっかり頑張ります!

 

 

 

おまけフォト

ついにパラオでお汁粉(左)をいただきました!オシルコは人気料理です。新年によく食べるとのこと。

 

ついついツッコミたくなる社名「ダイジョーブ カンパニー」。パラオ語では「大丈夫」も「ダイジョーブ」。でも、本当にダイジョーブ?!

 

二重の虹!虹の足までくっきり見えます。ちなみに、英語では「虹の足」は「虹の終わり(the end of the rainbow)」。

 

虹の後は、焼けるような夕焼け空。

013 独立記念日

🏫Intersession中の学校

先週、1学期が終わった小学校。長期休み(Inter Session)が始まりました。日本の中学校と違って部活動があるわけではないので、どんな風に過ごすのかな~?と思っていたら、こんな感じでした。

 

その① ひたすら草刈り。

ずっと夏のパラオは、草が生えるのが異常に速い。

 

その② 補習教室+ひたすらバレーボールの練習

高学年を対象とした州対抗バレーボール大会がInter Session最終週にあるので、それに向けてひたすら練習…。補習が必要な生徒は補習教室を終えてからバレーボールの練習に参加。その関係で、補習がない生徒の練習時間は朝8:00から11:30過ぎまでの3時間!しかも炎天下の屋外で行う練習!きつかった…!でも、皆よく頑張りました。来週のバレーボール大会が楽しみです!

 

その③ 職員室でのんび~り過ごす。

職員室での~んびりまったり過ごしている中で、調理員さんの車(日本の中古車)を見せてもらいました。なんと、カギを差す場所が飛び出ている…!このぶら~んとさがったカギ穴に、いつもカギを差してエンジンをかけているんだそう…さすがです!

 

その④ 同僚の先生のお家訪問1

以前紹介した、子豚を購入して育てている同僚の先生のお家訪問。子豚はスクスク大きくなっておりました。というか、この豚逃げ出さないのか…?!

そしてなんと、さらに新しく子豚が4匹生まれたとのこと!このベイビー子豚たち、今朝生まれたばかりです…!小さくてかわいい。まだヨロヨロと歩いていました。

ママのお乳に群がるベイビー子豚たち。でも高すぎてなかなかおっぱいまでたどり着きません😢がんばれベイビーズ!!(ちなみに、パラオ語でもおっぱいは”オッパイ”)

 

そして、きれいなお花も咲いておりました。植物にはあまり詳しくないけれど、ピンクの花の中が☆型になっている!プチ感動体験でした。

 

その⑤ 同僚の先生のお家訪問2

仲良しのバスドライバーの家にも連れて行ってもらいました。そこには、たくさんのペット達。よく見ると…

きれいな色の鳥🐦

 

コウモリ!(ちなみに、パラオではコウモリを食べる習慣あり)

 

そして…クロコダイル🐊 「近くの海辺で見つけてきたよ~」とのこと。そんな近くに住んでいるとは…😅海で遊ぶときは、気をつけようと思います…。

 

 

 

🏳‍🌈Independence Day(独立記念日)

少しパラオの歴史を振り返ってみたいと思います。

1700年頃 ヨーロッパの探検家たちによって発見される。

1885~1899年 スペイン領。

1899~1919年 ドイツ統治。

1919~1945年 日本統治。

1947~1994年 アメリカ統治。

そして、1994年10月1日にパラオ共和国として独立

小さな島国でありながらも、太平洋の真ん中にある国パラオ。軍事的に重要な場所に位置していることもあり、多くの国々から統治されてきた歴史をもっています。そんなパラオが独立した10月1日は、「独立記念日」として毎年、国中でお祝いをしています。

 

今年は独立から29年。都市コロールで行われたイベントにたくさん参加し、パラオの皆さんと一緒に独立をお祝いしてきました。

 

DAY 1(9月30日)

国中のあちこちにパラオの国旗がたなびく独立記念日。

一日目は、朝8時からオープンウォーターの水泳大会に参加。一人250mずつ泳ぐ4人組のリレーに、出場してきました。

オープンウォーターとは、海などの自然の水の中で行われる長距離水泳競技のこと。プールでの水泳はスイミングで習ってきたものの、波もあって風もあって流れもある海の中での水泳はそんなに経験がない私…。ガッチガチに緊張しながら参加。なんとか250m泳ぎきれました!

 

水泳の後は、メイン会場へ。州ごとにテントを出して、食べ物やお土産品など、様々売っていて大賑わい!

州ごとにテントが立ててあり、目印の州旗が風にたなびいています。

 

メインステージでは、州ごとに子ども達が踊る伝統ダンスが始まりました。

 

我らがアイメリークの子ども達も、テントの下で伝統衣装に着替えて準備を始めます。

 

いざ、本番!この日のために1週間ミッチリ練習してきたそうです。えっ、1週間だけ?!とついつい思ってしまう完成度の高さでした✨

小学生が4人、あとは高校生~大学生のメンバー。いつもはお茶らけている子たちが一生懸命踊っている姿を見ると、感動!!今回は男の子ばかりの戦いのダンスで、手には小刀を持ち、頭や手足にはココナッツの葉っぱを巻き、舞台を力強く踏んで音を鳴らしながらの勇ましいダンスでした!

 

 

DAY 2(10月1日)

二日目は、朝から5K WALKATHONに参加。

5kmを走るor歩きで完走・完歩しようというイベントです。このイベント、何といってもすごいのは、朝の早さ!!

 

真っ暗の朝5:30からイベントスタート。そのために、朝4時にはコロールを出たので、眠気眼をこすりながらのスタートです…。

 

朝は早かったけれど、朝日を見ながら5km歩くイベントは、最高そのもの!今回は歩きのイベントと思い込んでいてまさかのサンダルで行ってしまい、靴ずれをしただけの結果になってしまったので、来年はしっかりランニングシューズで臨みたいと思います👟

 

5km完歩の後、海で遊んだり浮かんだりしながら休憩した後は、16州の伝統料理テイスティングイベント!名前だけでも、わくわくするイベントです。

美味しそうな伝統料理がずらり!

 

カニ🦀のスープ。左側の茶色いのは、カニの卵です!

 

貝。

 

タピオカでつくったデザート。(アイメリーク州代表の料理はコレでした)

 

ナマコの揚げ物。

 

クラムチャウダー(左)と、デモクと呼ばれるスープ(右)

 

これだけの伝統料理が無料でいただけるのもびっくりですが、なんと列に並んで自分たちの番を待っていたら、ウィップス大統領も同じ列で並んでいました!!

記念写真パチリ。SPがまわりにたくさんいるわけでもなく、庶民と同じ列に並んでいた大統領には、びっくりでした。写真撮影にも気軽に応じてくださる、とても気さくな方でした👏

 

テイスティングイベントが終わると、今度はボートレース!!

 

12時頃から始まったボートレース。まず、レース前には大統領が操縦するボートでエキシビション。その後は、約3隻がひたすらスピードを競うボートレースでした。直線のコースを行ったり来たり…がひたすら続きます。

 

12時から始まり、少なくとも5時間以上はボートレースが続けられていました…のんびり進行されていくボートレースには、パラオらしさを感じたり😅

 

独立記念日最後のイベントは、花火🎆 花火は、我らがアイメリーク州に戻ってきて、家の近くのお気に入りのDockから鑑賞しました。遠くにうっすらと見える花火🎆

 

Dockには、気づけば近所の人々や犬たちも集まってきており、皆で盛り上がりながら花火を楽しみました。

パラオでおいしいという人気のナッツをもらったり。花火が終わった後にふと見上げると、オレンジ色の月が輝いていたり。すてきな夜でした。

独立から29年の独立記念日だった今回。来年は独立30周年記念なのかぁとしみじみ感じました。

 

 

 

🏠今日のホームステイ生活

今日のネコと今日の犬。この犬は、なぜか鎖でつながれています。狂暴?らしい。

 

ヤモリ。「家守」という漢字そのもの。家のあちこちにいて、虫たちを食べてくれています。慣れるとなんだかかわいい。

玄関から見えたきれいな月。ココナッツのシルエットと合わさって、ああきれいだなぁ…。




独立記念日 オマケ編

1日目のダンス鑑賞の後、なんと知り合いの知り合いからフルールバットをいただきました!フルーツバットとは、パラオで食べることのできる食用コウモリ🦇のことです。いつか食べてみたいな、でもこわいな、でも食べてみたいな…なんて思っていたら、ひょんなことから頂いてしまいました。

ちょっとグロいので、苦手な方はここでご退場ください…

 

 

↓↓↓↓

 

 

 

コウモリ!しっかり顔もついていてちょっとコワイ。けれど、食べてみたら魚?のような食感。味もココナッツや生姜で煮込んであるらしく、思っていたよりも断然おいしかったです。普段自分たちが食べる魚と違って哺乳類なので、骨格が全く違っており、「こんな形の骨なんだなぁ~」と感動しながら、おいしく頂きました。

012 体力テストとともに、1学期修了

✎全学年で期末テスト

9月中旬になると、いよいよ1学期が修了。3週間のInter Session(長期休み)まで、もうすぐです!

Kinderクラスでは、ハサミの使い方を練習。何の動物に見えるかな?

「クマ🐻かなぁ…」

子どもによって、色の塗り方も紙の貼り方も様々。かわいい🐻がたくさんできていました!「このクマは○○という名前です」と皆の前で発表する練習!

 

こちらは1~2年生の社会。東西南北の方角を総復習です!それにしても、やはり姿勢が気になってしまう…。「姿勢をたまに変えないと、身体が疲れちゃうからいいのよ」と同僚の先生には言われたものの…。やはり気になる😅

 

さらに、テスト期間中に、まさかのプリンターのインク切れ。しかもパラオ内のお店に電話しまくっても、どこも売り切れの非常事態!!!そこで、計算プリントを大量に手書きで作りました…。

 

こちらは、おやつタイム。すごい量のチキンナゲット!!これからパーティでも始まるのかな?!😅

 

昼休みは、もちろん思いっきり遊ぶ!!ブランコのねじり方が驚異的な3年生少年。

 

そんなこんなで復習タイムを過ごしたら、いよいよ期末テストです。

1~2年生の算数のテストを行いましたが、彼らはまだ問題文の英語を読むことができません。なので、「問1~3は、こんな問題だよ」「問4~6は、こんな風に解くんだよ」と解き方を事前に必死に説明。

 

「問1~3は数の小さい順に並べて、問4~6は数の大きい順に並べて…」と、混乱しながらもなんとかテスト終了😅

 

 

 

🏃初の体力テスト

期末テストと並行して行われたのが体力テスト。パラオでは今年から全校で1年に2回体力テストを行うことになったそうです。体力テストの内容は、①身長・体重 ②腕立て伏せ ③上体起こし ④長座体前屈 ⑤20mシャトルランの5種目。職員会議で先生方に協力をお願いして、同時に3教室で4種類の測定を行った後、全員でバスケットコートに移動して20mシャトルランを行いました。また、生徒同士でペアをつくり、「パートナーの記録は責任をもってカウントすること!」と初の試み”パートナーシステム”を導入してみました。さて、日本の体力テストのようにうまくいくのか…?!

 

身長と体重測定。身長はフィート、体重はポンドで測ります。

1フィート=約30cm1ポンド=約0.45kgです。

 

こちらは長座体前屈。日本と違って、片方のヒザを畳むのがポイント。こちらもインチで測ります。(1インチ=約2.54cm

 

こちらは上体起こし。手を床につけたまま、手をスライドさせつつ上体を起こします。手のひらが床から浮いたらアウト!なかなか厳しいジャッジでした。

 

こちらは腕立て伏せ。「教室内だと滑るから外でやる!」とやる気満々の最高学年。

 

「One!」「Two!」叫びながら数える腕立て伏せ。めちゃくちゃ盛り上がっておりました。

 

そして、最後は20mシャトルラン。最高は80回ぐらい。でも、なぜか早めに止めてしまったり、灼熱下サンダルorはだしで走っていたりと、伸びしろしかありませんでした😅

何はともあれ、無事に体力テスト終了!アイメリーク小では初のパートナーシステムを利用した体力テストでしたが、何とか無事に終わって一安心😢授業の最後には、「今日の結果で悔しい思いをした人もいるかもしれないけれど、今日の結果よりも、次のテストまでにどれだけ伸びるかの方が大事!」と演説しておきました。陸上部を思い出した瞬間✨

 

 

 

✋いよいよ1学期修了!

期末テストも体力テストも終わったので、いよいよ1学期もおしまいです。

最終日の1~2年生。YouTubeの説明動画を見ながら、皆で色紙で花を作りました。

 

この日は特別支援級の先生がお休みだったので、特別支援教室の生徒と一緒に勉強。3時間かけて、なんとか1人1本の花が完成🌸

 

花作成が終わった後の時間は、パラオの伝統ダンスをYouTubeで見ながらのんびりダラダラタイム🎵

 

ダンスを見ていると、ついつい踊りだしてしまう子どもたち。それだとスクリーンに写らないよ~~~!

 

時間があったので教室内をガサゴソ見ていると、タブレットが出てきました。日本の1人1台タブレットみたい👀

 

…と思っていたら、これも日本からの寄付だった!どこでも日本の国旗を見つけられます。パラオに来る前は、まさかパラオでこんなに日本の国旗を見るだなんて思ってもいなかったなぁ…。

 

授業時間が終わったら、全校集会をして「さようなら~」

あれ?通知表は?!と思いましたが、通知表は長期休み中に保護者が取りに来るというシステムだそうです。皆成績やらテストの点数やら、何も考えることなく気持ちよくお休み期間に突入!また3週間後に会おうね~~✋

 

 

 

🏠刺激いっぱいホームステイ生活

火事?!と思いきや…

 

落ち葉を集めて燃やしていました。日本ではたき火ブームも起きていたりするけれど、ここではいつでもたき火し放題。

 

この手作り小ぼうきで最後の灰を掃除していました。この小ぼうきはココナッツの葉っぱからつくったもの。

 

また、べつのある日。「大漁だった~~~🐡」と子どもたち。魚は釣りではなく、銛で突いて捕まえてきます。

 

大漁大漁!めちゃくちゃデカイ!青いのは熱帯魚みたいな見た目?!今度、一緒に連れて行ってもらおうと思います。

 

庭には、こんなステキなお花が咲いていたり…。

 

向き合って寝ているネコがいたり…。

 

重なって寝ているときもあったり…。

この日は、Sisang(6歳)と散歩に出ると、「新しい友達見つけたよ!」と見せてくれました。

 

ちっちゃなイモリ「家に連れて帰って放してあげよ~っと🎵」と言ってました。だから、あんなにたくさんイモリが家にいるのか…?!イモリは虫を食べてくれるので、家では害虫駆除用に飼うイメージみたいです。

 

そして、この日もアイメリークの夕日🌇は超きれい!

 

なかなか絵になる1枚。

 

 

 

⚾国立球場で初投球

土日は、都市コロールへ。

ソロモン人の友人が出ていた試合を観戦しに行きました。パラオの国技は野球。パラオ語でも野球は「ヤキュー」と呼ばれているなど、野球は国民から愛されているスポーツです。

 

背番号51なので、まるでイチロー!!

 

試合翌日は、なんと野球場の中に特別に入れてもらいました!

プレスボックスからの景色。この機械を使って、得点板に点数やストライク数を表示させるらしい!

 

甲子園のポスターで使えそうな一枚を撮ってみたり。

 

撮ってるところのオフショット(笑)

この写真撮影会の後、キャッチボールをしたりフライキャッチをしたり、ちょっとカッコよく見える投球練習など、突然野球練習開始⚾大人3人で2時間近く遊びましたとさ…。

 

夜(というか早朝4時☀)は、ラグビーワールドカップの応援!!!日本vsイングランド戦。途中Wi-fiが危うい瞬間もありましたが、なんとか応援ができました!結果は悔しいけれど、いい試合だった!次こそ勝利!🏉

 

 

 

🐖リアル三匹の子豚

Intersession(長期休み)中は、先生たち何をやるのかな~?と思いながら、8時に出勤。10時まで他の先生方が来るのをのんびりと待つ。これぞパラワンタイム⏱

午後はやることもなく暇をしていたら、同僚の先生にドライブ行こう!と誘われました。

普段行ったことのない村落へ。電信柱が、ただのY字の木です。ちょっと細いけど絶秒に立っている…。

たどり着いた場所は、なんと…

養豚場!!!

人生初の養豚場に大興奮しました。「千と千尋の神隠し」のお父さんお母さんみたいだ…。

 

子豚もたくさん🐖🐖🐖ここで、同僚は3匹の子豚を購入。

 

車内に購入した子豚を積んで、お家へ。リアル3匹の子豚🐖🐖🐖そのうち1匹が袋を破って出てきました。車内でもそもそ動いたり、ピギーッと鳴く子豚たち。

 

同僚先生宅に着いたら、子豚を降ろして豚小屋に入れる作業が始まります!

 

「オレ、豚だっこしたことなんてないよ~~」「文句言ってないで早く!」「1匹逃げた!やばい!」「こいつら、ウンチしてる~~~~」「近所に住んでる○○に助けに来てもらおう!」などなど、紆余曲折ありながらも、なんとか3匹の子豚を豚小屋に入れることができました。

 

豚の丸焼きのようだ…。2人がかりで必死に捕獲。

 

「うち、豚小屋建てたんだよね~」と言っていましたが、こんなに規模がデカイ豚小屋とは!!!驚きです。子豚を安く買ってきて、毎日世話をして育てると、約半年後には大きくなって高く売れるんだそうです。
子豚はなんだか見た目がとっても可愛くて、脱走しながら「ピギーーッ」と叫んでいる姿を見ると、「かわいそう…」とついつい思ってしまいました。でも、お店で食べるしゃぶしゃぶやトンカツも、元をたどれば、1匹の子豚だった。そして、それを育てる人や屠殺 (とさつ)する人がいるからこそ、豚肉をおいしくいただいているわけです。感謝の心をもって、残さずいただく。それがやっぱり一番大切なんだと改めて思いました。

 

 

 

 

💃Appriciation Day

Intersession(長期休み)2日目は、Appriciation Dayというイベントがありました。先生や調理員、バス運転手、教育省の方など、教育に携わる人たちのために行われるパーティです。朝からアイメリーク小の先生たち皆でスクールバスに乗り、北方のNgaraard州へ。

初のNgaraard州上陸でした。

 

ここNgaraardで有名なのは、きれいなビーチ!!

 

島国パラオに来ていますが、白い砂浜のビーチにはほとんどお目にかかれません…。初めて見たきれいな広いビーチに大感動!!!

 

この先がわが故郷日本か!!

 

同僚の先生方に写真をたくさん撮っていただきました。皆でおそろいのポロシャツを着て参加。いつもたくさん助けてくれる先生方に感謝です。

 

パーティ中は、最初に挨拶等が終わった後は、ひたすら歌とダンス!!!知り合いの先生が歌っていたり、上手な歌声を聞いた時には、賞賛の意味も込めて、1ドル札をもちながら一緒に踊ります。歌が終わった後は、歌った方に1ドル札をお渡し。

 

左後ろが私。パラオの人たちのしなやかなダンスステップまでは、まだまだだな~~!!😅かれこれ、3時間ぐらいずっと音楽が鳴り響いておりました。パラオの皆さん、タフです!

 

おいしいランチもいただきました。左はココナッツジュース。右は亀🐢の肉!(結構おいしかった。身体によさそうな味)

 

美しい海では、貝🐚もたくさん採取できました。家に持ち帰って味噌汁に!

 

こちらは、同じ協力隊の先輩隊員の方のホームステイ先からの景色。我が家から見える夕焼けもきれいだけれど、こちらの先輩隊員のホームステイ先から見える海もとってもきれい~~~!

Intersession、のんびり過ごしていこうと思います。

011 最強の相棒ゲット&🏉キックオフ!

✎日本スタイルの算数を輸入してみる

くり上がりのあるたし算に苦戦中の1~2年生。公文式のようなドリルを作って毎日やっているけれど、早く終わる子と遅く終わる子の差が大きい。待ち時間にやることがないと、立ち歩き~踊りだす~トイレ行っちゃう~ということがよく起きていたので、懐かしの計算カードを作ってみました。

表に問題、裏に答えが書いてあるカード。ペアになって、片方が問題を出し、もう片方が答えます。それの繰り返し。でもプリントをひたすらやるよりは、ペアで問題を出し合う方が楽しい!

 

そうしたら、なんと3年生のクラスから計算カード、出てきました😅なんだ、そんなところにあったのか…。色んなものが意外とあちこちで眠っているようです。

 

こちらは3年生の算数の授業。1から1000までひたすら数字を読み上げるというYouTubeを見ながら、数字の読み方を練習していました。が、……長い!!!何分やっていたんだろう?😅1000に到達したときの喜びは、言葉では表せません。笑

 

「数の概念がわかってもらえない!」と困っていた担任の先生が、数のカードを作って教室の床のマス目に置き、その上を歩きながら数を覚える…という取り組みをやっていました。なんだかおもしろい!1クラスたったの5人だからこそできる、楽しいアクティビティです。

最初は1つずつ「1, 2, 3, 4, 5 …」 次は1つ飛ばしで「2, 4, 6, 8, 10 …」 次は5ずつ「5, 10, 15 …」こんな感じです。かけ算九九の練習にもなります。

先生が「100まで作る!」とおっしゃったので、死ぬ気でお手伝い。段ボールを同じ大きさにはさみで切るのが超大変でしたが、なんとか放課後になる前にギリギリ完成でき、先生とハイファイブ✋(ハイタッチのことを英語ではHigh fiveと言います。)

 

翌朝、1~100のすべてを並べてみました。圧巻…!!!

 

2枚のカードをとって、たし算やひき算をしたり…。しばらくはこの数のカードで楽しく勉強できそうです!

 

 

 

🚲夢の自転車通勤

JICAから自転車を貸していただきました!!学校まで遠く(約5km)、徒歩で通勤するのは難しいこと、行きも帰りもスクールバスに乗っていると、同僚の先生たちと打ち合わせや授業準備等ができず困っていましたが、それも解決です!

学校までは20分と少し。砂利道・でこぼこ道・アップダウンだらけなので、何回も自転車から降りて押さなければいけませんが、爽快感は🚲ならでは!

 

日本ではずっと自転車通勤だったので、久々の自転車通勤が心地よい…。お気に入りのDockで相棒をカッコよく撮ってみました。ちゃんと手入れしながら、相棒と苦楽を共にしていきたいと思います🚲

 

 

 

🎣釣りの行き方…?

1~2年生の社会の授業で交通機関の勉強をしていました。ここパラオには、公共交通機関はほぼありません。たま~~に出ているらしいバス🚌と、個人的に番号をGETして電話するタクシー🚖、基本的にはその2つだけです。パラオ人の皆さんは主に自家用車🚘で移動しています。

そんな中、色々な場所への行き方のイラストを描いて発表する授業を行っていました。

 

左から順に、「学校への行き方」「コロール(都市)への行き方」「釣りへの行き方」です。

基本的には、「学校への行き方」→バスか車、「コロールへの行き方」→車、「釣りへの行き方」→船かボート…という発表がパラオの大半の子どもたちでした。

「センセイも描いてみて!」と言われ、自分の小学校時代を思い返してみました。

「学校への行き方」→徒歩で20分!と伝えると……「歩いていくなんて疲れないの?!」「このリュック(ランドセル)は何?!」とランドセルに興味津々。

「東京駅への行き方」→電車で1時間!と伝えると……「電車って速いの?」パラオの子どもたちは、もちろん電車を見たことがありません。

「釣りへの行き方」→行ったことがない。(小学1年生当時)海に行くまでに2時間くらいかかる!と伝えると……「海がそんなに遠いなんて~~~!!」と絶叫でした😅

日本(特に東京)とパラオの小学生の暮らしって全然違うんだなぁと再認識。

 

 

 

🏠刺激いっぱいのホームステイ生活

カッコよく撮れたネコ。(野良猫)

 

Momの畑でとれたパパイヤ

 

遠くから見たパパイヤ。パパイヤは食べ放題です!

 

これは何の葉っぱでしょう…?

 

答えは、タピオカ!根っこがタピオカです。こんなゴボウのような見た目の根っこが、あのおいしいスイーツ・タピオカに生まれ変わっているなんて!!!

 

こちらは、パラオで人気のご飯「そうめん」です。日本と違って、そうめんには野菜が入っていて、味付けもすでにされています。そして、なぜかそうめんとご飯を一緒に食べる!

 

夜のDock。18時にはだいたい日が沈みます。年間通しても、日の入り時間はほとんど一緒らしい。気候は日本でいう「夏」なので、18時に暗くなっていると、なんだか不思議な感じがします。

 

夜の海は、また違う雰囲気があります。遠くに見える光は、都市コロール。

 

電信柱?にくくりつけられたシャワーで水シャワー。誰かが置いたシャンプーを皆でシェアして使っていました。

 

 

 

🏉いよいよ開幕!

ラグビーワールドカップ2023がいよいよ開幕しました!大のラグビーファンの私にとっては、なんとしても試合を観戦したい!と思っていましたが、ネット配信のおかげで、Wi-fiが安定したところでは、試合が見れることが判明!文明の利器インターネットに心からの感謝です✨

電波が安定しているコロールに住んでいる同期隊員宅で、大画面でラグビー観戦🏉🍺がんばれ日本!!!

 

月曜早朝は、日本vsイングランド戦🏉

010 パラオ唯一の25mプールへ

🏊Go Swimming!

9月のとある平日、パラオの小学校高学年の生徒対象で水泳の練習会があるため、都市コロールへ向かうことになりました。体育教員?として引率。

皆、体育着で集合。ん、1人私服の子もいるけれど…まぁ、いいのかな?😅

ちなみに、アイメリーク小学校では少年たちの間で、長いソックスにサンダルというスタイルが流行っているようです。高学年男子たちがよくやっているファッション。暑くないのかな?靴下焼けしないかな?と勝手に心配してしまいます。

 

朝8時過ぎに学校出発。手を振って見送ってくれるKinder(4~5歳)がかわいい🥰

 

バスにゆられて30分。

 

コロール内のプールに到着!想像以上にめちゃくちゃきれいで近代的で驚き!!プールと海がまるで繋がっているようで、なんだかステキです。ホテルに併設されているプールを除いて、競泳用のプールはここだけらしい!

 

パラオ記録が掲示してありました。男性のNOEL KEANEさんが無双している…すごい!

 

外から見るとこんな感じ。

プールで約5校の小学生たちが、水泳協会の方達から2時間以上指導を受けました。島国のわりに、意外と泳げない子もいたことにはびっくり。でも、飛び込みが上手すぎてもっとびっくりしました。普段、泳法は気にせずに海で遊びまくっている成果なんだろうなぁ…。たくましい子どもたち。

人口2万人に満たない小さな島国だからこそ、こうして水泳指導をミッチリと全国でやってくれる。プールでは、この前のウンドウカイで知り合った他校の小学生たちと交流したり。小国ならではの良さです。

 

帰り道は「日本・パラオ友好の橋」に寄って…

 

ランチタイムです!

 

学校から調理員さんがわざわざ弁当にして持ってきてくれる😢ありがたいなぁ…。

 


✎授業の様子

低学年算数と体育の授業にはいまだに苦戦中…。日本人としては、ついついツッコミを入れたくなる場面もちらほら。ツッコんでみようと思います。

 

その1 くっつかないの?!

小学校で使っているのは素敵なホワイトボード。しかし、驚くことにこのホワイトボード、マグネットではありません😅くり上がりのあるたし算の学習で使ったりんごのイラストは、全部セロテープで必死に貼るしかなかった😅ホワイトボード=マグネットというのは日本だけの常識なのかな?

 

3年生の授業では、パラオ語の授業でマスキングテープを使って紙を貼っていました。こんなにたくさんのテープ…大変😅マグネットのすばらしさ痛感。

 

くり上がりのあるたし算自体は、一生懸命取り組んでいました。

 

まずは10で囲って…。イラストがあるとやっぱり解きやすい。


その2 いきなり大学ノート?!

パラオでは、小学生も大学ノートを使います。日本では、小学校のうちはマス目のノートを使っていて、高学年になるにつれてマス目が小さくなったり、教科によってマス目のノートや横罫線のノートを使い分けたりしていましたが、ここではみんな横罫線の大学ノート。

日本では中学生の頃からやっと使うことが許可されるノートだというのに…!驚きです。

でも、マス目がないことによるデメリットが結構大きい。たとえば筆算。

画像内の②~③の問題はマス目がないせいで位がズレてしまい、最初は正しい答えにたどり着けませんでした。でも、縦線を書き足してあげたら、ミスなく解ける!

 

次ページの問題を解くときは、少年の方から「線引いて!」と言ってきました。満点の証のシールももらえて大満足の少年。ノートがマス目だったら問題解決なのになぁ…。先生に放課後聞いてみたところ、マス目のノートは見たことないとのこと😅このあたりに改良の余地がありそう!

 

その3 折り紙最強!

学校では、突然「次の1時間なんかやって!よろしく!」と先生から無茶ぶりされることもしょっちゅうあります。そんなときに便利なのが折り紙!今回は、折り紙を折って切って花をつくるアレ、やってみました。(「切り紙」というらしい。)

 

折り紙って意外と難しい。前回の手裏剣づくりのときに大変すぎて「センセイ!」「センセイ!」コールが止まず疲れ果てたので、今回はそれぞれの段階の見本を作成して貼ってみました。「質問する前に、見て真似してみてごらん」作戦。「センセイ」コールが半分くらいに減ったので、作戦大成功です。

ついつい写真を撮り忘れましたが、いろんな種類の花をつくることができました。人によって折り方も切り方も違っていろんな花が生まれるので楽しい!「アイメリーク ガーデン」を作ることになり、大きな模造紙を庭に見立てて、花をたくさん貼りました。続きは来週…かな?

 

家に帰ってからも、1年生Sisangからの「花いっしょにつくろう!」コールは止みません。だんだん上手に花をつくれるようになるのが楽しいみたい。

 

翌朝には、棚にビッシリ貼られた花が!!「切り紙」かなりウケがいいことが判明!



 

🚌日本大使館からのバス

あまりにも、日本の国旗があちこちにあるので、あまりに気にせずに乗っていましたが、このバス、日本大使館からの援助で購入されているとのこと。そして、先週日本大使館の方がバスの運用状況を見に来られました。

 

「JAPAN Embassy(日本大使館)が来る!」とバス運転手のおっちゃんフランシスが朝からめちゃくちゃ気合を入れてきれいにバス掃除。ちなみにフランシスとはよく話すので、なぜか仲良しになりました。

 

大使館の方に見守られる中、バスに乗車。

普段は走りまわりながらバスに乗り込んでいますが、この日のために前週から「バスの乗り方」を練習していました。高学年が低学年の手を引きバスに乗せる…というのが正しいバスの乗り方らしい。こんな姿初めて見たので、なんだか新鮮。

 

高学年がちゃんとエスコートして小さい子たちをバスに連れていきます。普段と光景があまりにも違いすぎて、そばにいた先生と爆笑してしまいました。

 

バスに乗った後は…いつもは騒ぎまくって怒られている彼らですが、少し緊張していた?のか、この日は大爆睡。低学年のサポート、お疲れ様。

 

ただ、帰り道に通りがかった家に米を届けるのだけは欠かしません。「米を配達して」と頼まれていたみたい。こうして途中停車・何かを積み下ろすこともしょっちゅうです。村人同士の仲がいい証拠だなぁ…ほのぼの。(ちなみにこの8年生の少年も流行りの長靴下&サンダルスタイル!)




👨活動発表会をみて

先週は、隊員活動発表会なるものもありました。1年前にパラオに来た先輩隊員たちが1年間でどんな活動をしてきたのかの発表する会。

とある小学校で活動している先輩隊員の発表では、懐かしの映像が!去年(といっても今年の2月)、日本の所属校の中学校とパラオの小学校で質問ビデオの交換をしたときの映像でした。パラオの子どもたちにとっても、新鮮な学びになったみたいで嬉しい限りです。忙しい中での質問ビデオ交換だったから準備は大変だったけれど、やってよかったなぁと改めて思いました。また、是非やりたいなぁ!

私は1年後この活動発表会でどんなことを発表することになるんだろう…。いろんなことに挑戦したいなぁなんて思った一日でした。

 

そして、活動発表会の翌々日は、いよいよ初めてのダイビング

パラオに来たからには、絶対ダイビングをする!と決めていましたが、いよいよ初挑戦。初心者なので装備をつけるだけでもかなり時間がかかります。

 

この美しいブルーの海!

 

最初は少しこわかったけれど、楽しかったしキレイだった~~~~!!!ライセンス取得に向けて、がんばります🔰

 

 

 

🍌最近の日々

毎日刺激的なホームステイ生活の様子をお届けします。

 

庭のバナナ。バナナはパラオではいくらでも食べられるので、腐らせずに食べることの方が難しいかもしれません。

 

「バナナ🍌ってリンゴ🍎やみかん🍊とちがって、こんな風に実ができるんだよ!」「下から上向きで生えているんだよ!」とテレビで見たことはあるけれど、まじまじと見たのは初めてかもしれない。日本でも当たり前に食べるバナナですが、実のなる様子をこんなに近く(家の庭)で見られるとは!

ちなみに、バナナは1本の木から一度しか実ができないらしい。一度収穫したら、その木には二度とバナナは実らず、根っこの方から新しい木が生えてくるそうです。知らなかった~~~!

 

こちらは、大収穫ができたランブータン。10歳JordanとパパNgatが持って帰ってきてくれました。子どもたち大喜び!

 

洗濯はこんな感じ。ハンガーはなぜか使いません。風で吹き飛ばされないかヒヤヒヤしながら乾くのを待ちます。

 

放課後、かくれんぼを真剣にやったりもします。かくれ鬼は最強に楽しい遊びだということを大人になってから再確認できました。

 

バドミントンをしている10歳Jordan、高校生Lebronと、それを眺める夕空。

009 初授業で完敗

最近一番悲しかったこと😢

「サンダルのかかと部分についていたヒモがほつれているな~」と思った翌日、そのヒモがファサファサの馬のしっぽのようになっていたことです。

犯人はおそらくこの人たち。猫じゃらしのごとく、楽しく遊んだことでしょう。

まぁ、細かいことは気にするニャ~🐈

 

 

 

👂緊張の初授業!

さて、いよいよ初めての授業を受け持ちます!

まずは給食の朝ごはんを食べて英気を養います。毎朝、準備ありがとう…。この日はチーズトーストでした。ちなみに、この方は調理員のAkira。

 

今までは授業観察しながらお手伝いをちょこちょこしていましたが、今日からは子ども達の前で授業!

 

1・2年生クラスの算数で「くり上がりのあるたし算」を学習しますが、その前段階として「さくらんぼ計算」の練習と「Make 10」を学習しました。

まずは、ひたすら「さくらんぼ計算」の練習。「3と6で9」「2と4で6」など、数を2つに分解することができるまで練習します。日本とちがって計算ドリルのようなものはありませんが、今までのパラオに派遣された協力隊の先輩隊員たちがMath Hero Drillというものを作ってくださっていました。それを活用してひたすら練習。全問正解したらシールがもらえます!クラスメイトと競い合いながら一生懸命プリントに取り組めました。

ちなみに…日本では問題に正解したら、不正解だったらを書かれますが、パラオではその逆。正解だったらをつけ、間違っていたら無印にします。

 

さくらんぼ計算のお次は、「Make 10」の練習。「3と7で10」「5と5で10」など、10をつくる数の組み合わせがすぐに答えられるように練習します。これから先も忘れないためにも、ホワイトボード左のMake 10ポスターを皆でつくりました。自分たちでオリジナルの歌をつくって踊りながらノリノリでMake 10を練習する子ども達。さすが、陽気な南国ならでは🌺

小さな学校なので、個別指導のような形で、算数が苦手な生徒とじっくり学習できるのは、とってもいいなぁと感じました。一方で、話を聞くのが苦手な子ども達。説明をしている最中に「センセイ!」「センセイ!」と質問の嵐です。「質問する前に、まずは話を聞いて!」「Morrenges!(聞いて!)」と必死に繰り返す私😅話を聞くことの大切さをじっくり伝えたいと思います…。しばらく時間がかかりそう。

 

突然、図工の授業を無茶ぶりされることも😅困ったときは折り紙!ちなみに、パラオでは日本文化がかなり残っているので「オリガミ」はわりとメジャーな言葉なようです。犬と手裏剣を作成。手裏剣は大人気でした。NARUTO、ありがとう。

 

🏐体育も初授業

体育も初授業です。来月行われるバレーボール大会に向け、今日からバレーボールの練習です!直前までの雨もなんとか止んでくれました!

コート内にできた水たまり。ブラシを使って水はけをしました。手伝ってくれたバス運転手のフランシス。やさしい😢

 

しかし、肝心の3~5年生の授業は、前日からしっかり準備してのぞんだものの、完敗

ボールを使って2人組のキャッチボールやパス練習をしようとしても、できないできない…!普段はだしでそこら中を駆け回っている彼らは運動能力は高いと思うのですが、話を聞かずに違うことをやっていたり、ケンカが始まっていたり。こちらでも「Morrenges!(聞いて)」の嵐でした。「つかれた~」「喉乾いた~」と言って勝手にコートの端で休んでいる子どもたち、あげくの果てには「トイレ!」と言って茂みで立ちションを始めた少年には絶句。

運動の実技や能力向上の前に、話を聞くことの大切さを叩き込まねば。必死すぎて全く写真が撮れなかった、苦いデビュー戦になりました。

せっかくネット張ったのに😢

 

6~8年生の体育でもバレーボールを!と思いましたが、この日はあいにくの雨。

代わりに、教室内でストレッチとレクをしました。8年生にもなると、日本でいうと中学2年生!少し大人に近づきます。すっかり発音が上手になってしまった「Morrenges!(聞いて!)」でしたが、私ではなく生徒同士で「Morrenges!」と注意し合っていたのには、感動😢やっぱり話を聞くって大切なんだよね。
レクでは、「日本クイズ」をして、大盛り上がりでした。

 

優勝チームには名前を漢字で書いた短冊をプレゼント。それを聞きつけた下級生たちが授業後の教室に来て、「私も!」「おれも!」と大繁盛。どんな当て字がカッコいいかな~とこちらも楽しみながら短冊づくり。お気に入りは「美華琉(ミゲル)」です。

今度はひらがなやカタカナバージョンでもやってみようかな~。日本語は文字に3つも種類があるって、実はスゴイ!

また、パラオ人には日本人の名前と同じ名前をしている人が結構たくさんいます。日本統治時代の名残のようです。「ヒデヨシ」「アキラ」「ヒロミ」あたりは分かりますが、「ミヨシ」「オカダ」「アキバ」「ナカムラ」等々…日本では苗字として使っていますが、こちらでは名前。なんだかおもしろい。

 

 

 

🏫パラオと日本の学校、ここがちがう!

その1 職員室が教室になってる

クーラーがある数少ない部屋のうちのひとつが職員室。そのため、職員室で授業をやることもしばしば。ソファーに座ったり寝ころびながら授業を受ける子ども達。ジュースを飲んだりお菓子を食べながら授業をする先生。ん~、自由です。

 

その2 おやつタイムがある

3時間目と4時間目の間には15分間の休み時間が。この時間はおやつタイムになっています。家からおやつを持ってくる生徒たち。「え、このおやつ、弁当並みでは…?!」と思うことも。おやつの食べ過ぎで満腹になってしまい、給食を残す子が多いのも悲しい事実です😢

 

生徒「このお菓子、あんまり好きじゃないんだよね~」→先生「なら、センセイにあげなさい!」→私のところに来るお菓子😅

 

お菓子をもっていない私を見ると、先生方がいつも何かくださいます。この日はタロイモでツナをサンドした軽食。

 

こちらは、アブラパン。日本でもそんな名前のパン聞いたことないんですが…!こちらも、日本統治時代から残っている食べ物のよう。アンパンを油であげた、なかなかボリューミーなおやつです。


その3 姿勢が悪くても大丈夫?!

授業を見ていて気になるのが、とっても姿勢が悪いこと…。足を組んだり、頬杖をついたりが当たり前の毎日です。日本の学校だったら「コラ!」と怒ってしまうような姿勢がすごく気になります😅

机とイスのサイズが生徒に合っておらず、座っているときに足が地面につかないのも、大きな原因のひとつかな?日本では、1学期が始まる前に、机とイスのサイズが学年の生徒の体格に合うように、必ず調整していました。そのことの大切さを身に染みて感じます。

文化や慣習が違うので、「ちがい」があるのは当たり前。その「ちがい」を広い心で受け止めて、まずは楽しむ!そして、「どっちもいい」のか、「こっちにアレンジした方がいい」のか、自分なりの考えをもって、少しずつ伝えていければなぁと思います。

 

とある教室の黒板。「にいな先生は日本の出身です」パラオ語の授業の例文になっていて、ちょっぴり嬉しくなりました☺

 

 

 

⛰毎日が大冒険!ホームステイ生活

大自然に囲まれたホームステイ生活は、毎日が大冒険です。

庭でとれたバナナ。バナナは一度に大量にとれるので、腐らないように全部食べることの方が難しい…!パラオのバナナ🍌は、ややサイズが小さいです。

 

パパイヤの芽。ココナッツの殻で固定?しているようです。

 

動物たちに新芽がつぶされないように、囲いつき。

 

タマネギなどの苗をいただきました。学校で毎日給食をつくってくれる調理員Akiraさんも、実はMomの親戚。

 

Sisangが出してきた、日本語のクリアファイル。なぜか岡山市中央卸売市場のクリアファイルを、SisangのパパNgatがずいぶん昔にもらったそうです。「これはどういう意味?なんと読むの?」魚の読み方質問攻めの1時間。魚の種類の英語なんて全然わからないよ…😅

 

晴れている日は、散歩へ!野良犬たちにめげずに、普段バスで通る通学路を歩いてみます。

バスの車窓から見ながら、ずっと行ってみたいと思っていたテラスに到着!家から2~3kmくらいのところでしょうか。

 

階段を上った先にあったのは、不思議な形の丘。

 

なかなかの傾斜でしたが、キッズ達と上りました!

 

丘の上からの景色。ん~~、きれい!そして、周りにいかに家がないかを思い知らされます。

 

 

 

🍲いつも、おいしいごはんをありがとう

ホームステイ先では、毎日おいしいごはんをいただいています。

SisangのパパNgatが庭のココナッツをとってくれました。こんなに高いところから!おいしいココナッツをいただきます。

 

こちらは、クラムチャウダー料理中のSisangのママLusian。

 

Lusianは妊婦さんです。10月に第三子出産予定。とっても楽しみです!

 

牛肉を豪快に焼いているNgat。

とっても豪華な食事!

これでもか!というくらいたくさん牡蠣が入ったクラムチャウダー🍲めちゃくちゃおいしかった!この牡蠣はNgatがボートを出して釣ってきてくれたものだそう。

 

Momがバナナパンケーキを焼いてくれたり。

 

デザートでドラゴンフルーツ・グァバをいただいたり。

いつもおいしいごはんを作ってくれるホストファミリーには感謝です。自分の家の庭でとった果物や海で釣ってきた魚を料理するような毎日。まさに「自給自足」

 

食後は、夜のお散歩もしたり。

家の灯り以外、何も光がないことがよくわかる一枚😅きれいな星空がもちろん広がっていますが、スマホではうまく撮れず悔しい。

 

家のすぐ近くにホタルもたくさんいます。東京育ちの私にとって、動物園以外でホタルを見たのは初めて。感動です。

 

 

最後は、家からみた夕焼け。

授業でうまくいかなかったり、多少ストレスがたまっても、美しい大自然を目にすると、「なんくるないさー」と思えます。明日からもがんばろう。

008 パラオの小学校に必要なものとは?

☀晴れているって気持ちいい!

久しぶりの青空。毎週月曜日の朝会を、外で行うことが出来ました。

朝会のはじめは、国歌斉唱とともに国旗掲揚。皆、胸に手を当てながら国歌を歌います。国旗掲揚は高学年の生徒たちが行っていました。

 

水色の背景黄色い丸。パラオの国旗が空に舞います。

水色は広大な太平洋を、黄色は月を表しているそうです。日本の国旗にも似ている親しみぶかいデザインです。

国歌斉唱の後は、先生からのお話と、ちょっとしたダンス。朝会が終わった後は1時間目の授業の場所へそれぞれ向かいました。

 

ちなみに、国旗は夕方降ろしていました。2年生の少年が降ろしていましたが、国旗を地面につけないよう、慎重に慎重に降ろしています。

 

 

ところで、私は青年海外協力隊としてここ、アイメリーク小学校に派遣されました。主に

①低学年の算数の授業のサポートや授業計画のアドバイス

②全学年の体育の授業のサポート

が支援として求められている…と事前に教えてもらった上で、派遣が始まりました。はじめの一週間は、パラオの小学校の流れについて行っただけであっという間に終わってしまいましたが、今週からは「アイメリーク小学校が求めているものは何だろう」「自分にできることは何だろう」こんな視点をもちながら第二週目をスタートしました。

 

 

 

📐低学年の算数の授業

アイメリーク小では基本的に毎日1時間ずつ算数の授業がありますが、水曜日だけは2時間ぶっ通しで算数を行うことになっています。普段の45分授業ではなかなか時間が足りなくてできないActivityや作業を取り入れる算数を行っているようです。

 

① 1・2年生の算数

この日の1・2年生の算数では、90分間を使って、数字と数字の英語での書き方の学習をしていました。

切り貼りしたりイラストを足しながら、数字一覧表をペアで完成させます。ペアでわいわい言いながら楽しそうに作業をしていましたが、「11(eleven)から始めてしまった!」「書き間違えた!」「20の次は21じゃないの?!」など途中から大混乱…😅楽しいActivityなだけに、途中で大混乱が起きてしまったのがもったいなかった💦教材準備がいかに大切なのかがわかった90分間になりました。

 

②3年生の算数

3年生の算数の授業では、4けたまでの数を小さい数から順番に並べて貼る…という作業を行っていました。アイメリーク小の算数は、切り貼りが好きなのかな?!

こちらも、皆でわいわい言いながら楽しそうにやっていました。が、「扇風機の風で紙が飛ばされてうまく貼れない~」「間違えて貼っちゃった!はがして~」等、こちらも混乱…😅

なんとか、完成です。

 

③幼稚園生(Kinder)の算数

幼稚園生の算数の授業は、数字の概念を覚えるところから。歌やゲームも取り入れながら、楽しく数のお勉強です。

「2つあるものはど~れ?」「お花を3つタッチしてみよう」教室内のイラストと身体を使って数字の学習です。

 

「2はアヒルさんの形!」「グワッグワッ!アヒルになり切ってみよう~」

 

「3の形を粘土で作ってみよう」「カーブが2つで3ができあがるね!」

自分の幼稚園時代をついつい思い出してしまうくらい、かわいくて楽しい算数授業でした。

 

「低学年の算数の授業のサポート」といっても、学年やクラスによって課題は様々なようです。ただ、「もっと知りたい」「できるようになりたい」「勉強って、わかると楽しい!」という向上心や喜びは全世界共通な気がしました。

異なる文化をもっているからこそ、「日本での当たり前」がパラオでは当たり前になるとは限りません。一生懸命指導にあたっている先生方を少しでもサポートできるよう、日本での経験をフル活用していきたいと思います!

 

多摩市からパラオの子ども達へといただいたキティちゃんのクリアファイル。女の子たちに大人気でした✌

 

 

 

🏃体育の授業

算数の授業とともに、アイメリーク小でお手伝いするのが体育の授業。晴れている日は、コンクリートで作られた屋外バスケットボールコートで授業を行います。

準備体操等はなく、身体ほぐしとしてスキップやギャロップ走、ジョグをするところから授業が始まっていました。6~8年生の授業は、日本でいうと小6~中2の男女が混ざっての授業になるので、体格差や運動能力の差もかなり大きい…。

 

リレーのバトンパスの練習

 

クラウチングスタートの練習

 


最後は輪になってクールダウン。

長年体育の先生を務めてこられた先生が、ちょうど私がアイメリーク小に派遣されたわずか4日後に定年退職となり、ピンチヒッターとして体育の授業を受け持つことになりました。ひとまず、来月行われるバレーボール大会に向けて、来週からはバレーボールの練習を始めていきます!どんなふうに授業をアレンジしていこうかな~。ワクワク。

 

体育の先生の定年退職お祝いパーティー。全校生徒みんなで「ハッピーバースデーの歌」を歌いました。

 

すごいデコレーションのケーキ!!素敵!

 


💰支援ってなんだろう

バレーボールの授業に向けて、体育倉庫の整理をしてみました。すると、驚くことに、新品未開封のボールを大量に発掘。サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、ドッジボール等々…。たくさんのボールが未開封でぺちゃんこのまま、倉庫に眠っていました。

全部のボールに空気を入れるのだけでも1時間近くかかりました。「きっとこのボールもあちこちの国から支援でもらったものだろうに」「なぜ空気も入れずにずっと放置しているんだ」と複雑な感情で空気を入れていましたが、そこで大事なことに気がつきました。

なんと、「空気入れ」がない。

倉庫を見渡しても、空気入れがないのです。だから、大量のボールが空気も入れずに放置されていたのです。

 

日本から持ってきていたプチ空気入れが大活躍しました。

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という言葉を聞いたことがありますが、まさにそれだなぁと思った出来事でした。空気の入れ方を知らなかったのか、空気入れを購入する費用を当てられなかったのか、そもそも管理がずさんだったのか…。なぜボールがぺちゃんこのままだったのかは結局わかりませんでしたが、「支援」について考えさせられました。

パラオにいると、日本を含め、いろんな国からの支援があるんだということを日々感じます。ただ、その「支援」って本当にうまく活用されているのかな?と思うこともしばしば。私は青年海外協力隊員として1年8か月という長期間、パラオで活動ができます。魚の釣り方をぜひとも教えたい!そんなふうに思った一日でした。

007 全国小学校ウンドーカイ!

🏃Athletics Competition

夏のパラオでは毎日雨だらけです。海洋性熱帯雨林気候なので年中雨が多い国ではありますが、特に7~8月は多いんだとか。

快晴で終わる一日はほとんどありません。降ったら、どしゃぶりのスコール…。外で遊べないのは悔しいですが、雨で汚れた手足をササッと洗うことができるので、なかなか便利です。

 

そんな8月中旬に、Athletics Competition(運動会)が計画されていました。もしかしたら雨で無くなってしまうかも…?!と少し心配しましたが、当日は文句なしの大晴天☀

皆でバスに乗ってアイメリーク州からコロールへ向かいます。運動会はパラオ語でもウンドーカイ!低学年の部は先週行われたそうで、今週は高学年(5~8年生)だけがパラオ唯一の陸上競技場へと出発です!

いつもと違って、みんな靴👟をはいている!!やる気満々です。

 

アイメリーク州にしばしの別れ…。

 

そして、陸上競技場に到着しました!

パラオ国内の小学校が集まっているので、なかなかの人数です。それぞれの学校の体育着がなかなかカラフル!

我らがアイメリーク小学校の体育着は、をモチーフにしたものです。

アイメリーク州の旗。この旗が体育着のデザインの元になっています。

 

ちなみに、パラオには16の州があり、それぞれが州旗をもっています。

 

種目は、50m走・60m走・100m走・800m走・走幅跳・リレーなどなど…。学年・男女別に分かれてレースが組まれています。

いちについて、よーい、ドン!

…あれ?さっきまではいていた靴を脱いでいる…!「はだしの方が速い!」と靴を脱いで走っている子ども達がたくさんいました。特にアイメリーク小学校はほとんど脱いでいました😅せっかく珍しく靴をはいてきたのに…。おもしろい光景です。

 

こちらは走幅跳。大学生?高校生?とみられる若者たちが計測のお手伝いをしていました。

 

観客たちも自分たちの学校を一生懸命応援します。見学に来ている保護者の方もたくさん。

 

最後はリレー。やはり、はだしで走っております🏃

 

なぜかUターンしながらバトンパスをする不思議な形のリレー。バトンパスのたびに減速しちゃうじゃん…というツッコミをついつい入れたくなってしまいますが、子どもたちはいたって真剣に走ります🏃

 

大規模校に関しては、各種目○人まで・ウンドーカイに参加できるのは○人のみ…と細かくルールが決まっているようでしたが、アイメリーク小学校は生徒数も少ないので、全員で参加することができました。普段とちがって、ちょっと緊張した面持ちの子ども達、最後まで一生懸命頑張っていました!

帰路もバスに乗って、皆で帰校。帰りのバスは子ども達爆睡。家についたのは6時頃でヘトヘトでした😅

 

 

 

💃ナイトマーケット初参戦

ウンドーカイの翌日は、土曜日。毎週土曜夜に開催されるというナイトマーケットにホストファミリーが連れて行ってくれました。

 

ナイトマーケットは、コロールとバベルダオブ島を結ぶ「日本パラオ友好の橋」のふもとで行われます。昼はこんな感じでしたが…

 

夜の橋のふもとは、なんだか雰囲気があります。

 

飲食店やお土産屋さん、野菜果物など、売店がずらり…。

 

買ったものを食べ飲みできるテーブル席も用意されています。

 

普段庭でとれるパイナップルって、こんなに高く売れるんだ…!と驚きました。

 

タピオカはパラオでも人気みたい。

 

そうこうしているうちに、ステージ上で出し物が始まりました。

パラオの伝統舞踊。南の島🏝特有のゆ~ったりとした音楽、ついついこちらもリラックスしながらリズムにのってしまう…そんなダンスでした。

 

ダンスの最後には、必ずといっていいほど「お客さん参加型ダンス」が。ダンサー達がお客さんをステージ上に連れてきて、ダンサーとお客さんが一緒になって踊ります。無茶ぶりのダンスなのですが、なんだか楽しそう。

 

そして、我が家のキッズJordanとSisangの出番です。この日はアイメリーク州の当番の週だったようで、舞台上にはアイメリーク小学校の顔見知りの子ども達がたくさん。慣れない衣装に照れながらも、一生懸命踊っていました。

そして、ステージの最後には、やはり「お客さん参加型ダンス」が…!まさかとは思いましたが、Sisangが誘いに来てくれ、私もステージ上で踊ることに…!ダンスは大の苦手分野ですが、Sisangと楽しく踊ることができました。必死すぎて写真は撮れず…。

 

ダンスタイムが終わると、次はのど自慢大会。お客さんの中から参加者を募り、誰が一番上手に歌えるか競い合います🔥この日の参加者は2人だけでしたが、突然にも関わらず、ステージでしっかり歌いきる高校生!すごかったです!2人とも優勝ということで、賞品をもらっていました。

 

ナイトマーケットに設置されていたゴミ箱を見て、「このココナッツ、うちの庭でとれるな~」とか「うちだったら、ココナッツの果汁を飲み切った後にスプーンで果実も削って食べるな~。このまま捨てちゃうのもったいないな~」なんて思ってしまいました。観光客から現地人に近づいてきているのを感じて、なんだか嬉しかった瞬間。

 

 

 

🎵あるこう、あるこう~私は元気~

ホームステイ生活では、のんびり時間ができることもあります。そんなときは、ステイキッズ達と散歩!

 

散歩その1・・・土曜日のミサの後にブラブラ

教会の近くをブラブラ歩きます。

 

巨大なカエルに遭遇。カエルによく出会う気がします。

 

…と、そんなとき。突然キッズ達が騒ぎ始めます。「私の!」「ぼくの!!」と争い始めているようです。なにかと思ったら…

ランブータン!!

え、ランブータンって何?このトゲトゲは何?と思いましたが、皮をむいて食べてみたら味はライチみたいな感じで甘くておいしい。東南アジア原産の果物だそうです。

 

パラオの子どもたちはランブータンが大好物なようで、必死に落ちているランブータンがないか探します。木になっているランブータンをゆすって落とそうと試みますが、なかなかうまくいかず…😅

 

さらに歩くと、昔の井戸を発見。日本統治時代につくられた井戸だそうです。

 

散歩その2・・・Momの旧家の近くをブラブラ

教会の近くには、Momの旧家があるとのことで、連れて行ってもらいました。なかなか雰囲気のある道です。

 

なたを持って道をかきわけていくMom…。心強いです。この日はお目当てのパイナップルがすべてネズミに食い尽くされていて、見つけられず。

 

散歩その3・・・ステイ先の近くをブラブラ

ステイ先のお家から少し歩くと、コンクリートの道に到着します。

 

急に寝ころびだすSisang(6歳)。自由です。車なんてほとんど来ません。

 

ここにはTSUNAMIの看板が…。TSUNAMIが英語であることを改めて思い知らされます。そして、パラオは小さな島国なので、波には危機感をもつ必要があると痛感。

 

さらに歩くと、小さなDock(港)に到着。

 

波音を聞きながら、一休み。島国らしいステキなひととき。

 

 

 

🏠刺激的なホームステイ生活

ホームステイの生活は毎日が刺激的。見たことのないものや、知らないことだらけです。

ココナッツの皮のむきかたを教わるJordan(10歳)。なかなか鋭い刃物を使っています…!

 

少年たちの故障車いじり。開けて中身をいじっています。いつか修理して自分の車にしたいんだそう。

 

そして、突然始まった寿司🍣パーティー。

「日本人だから寿司好きでしょ?作れるよねっ?」という無茶ぶりに「上手に握れないと思いますが~…」なんてドキドキしていたら、まさかの握り寿司ではなく、巻き寿司!!もちろん日本で作ったことなんてありませんが、なんとかそれっぽく作りました。

 

近所に住む同僚の先生もいらっしゃって、にぎやかに寿司パーティー!

 

異文化にドキドキワクワクしながらも楽しくホームステイ生活を送っていますが、困っていることが一つ。

…それは、蚊🦟

日本にいるときから、蚊によく刺されるタイプの人間でしたが、大自然に囲まれたホームステイ先に入居してからはますます悪化。しかも、こちらの蚊は刺した次の日もその次の日もかゆい。虫よけスプレーを全身に塗りたくってもかゆくて眠れないような日が続いていました。

しかし、そんな私を救ってくれたのが…

蚊帳!

蚊帳(かや、かちょう 、ぶんちょう 、蚊屋)…蚊などの害虫から人などを守るための網。 1 mm程度の網目となっており、虫は通さず風は通す。(Wikipediaより)

 

蚊帳のおかげで睡眠革命が起きました。感謝。