🏊Go Swimming!
9月のとある平日、パラオの小学校高学年の生徒対象で水泳の練習会があるため、都市コロールへ向かうことになりました。体育教員?として引率。
皆、体育着で集合。ん、1人私服の子もいるけれど…まぁ、いいのかな?😅
ちなみに、アイメリーク小学校では少年たちの間で、長いソックスにサンダルというスタイルが流行っているようです。高学年男子たちがよくやっているファッション。暑くないのかな?靴下焼けしないかな?と勝手に心配してしまいます。
朝8時過ぎに学校出発。手を振って見送ってくれるKinder(4~5歳)がかわいい🥰
バスにゆられて30分。
コロール内のプールに到着!想像以上にめちゃくちゃきれいで近代的で驚き!!プールと海がまるで繋がっているようで、なんだかステキです。ホテルに併設されているプールを除いて、競泳用のプールはここだけらしい!
パラオ記録が掲示してありました。男性のNOEL KEANEさんが無双している…すごい!
外から見るとこんな感じ。
プールで約5校の小学生たちが、水泳協会の方達から2時間以上指導を受けました。島国のわりに、意外と泳げない子もいたことにはびっくり。でも、飛び込みが上手すぎてもっとびっくりしました。普段、泳法は気にせずに海で遊びまくっている成果なんだろうなぁ…。たくましい子どもたち。
人口2万人に満たない小さな島国だからこそ、こうして水泳指導をミッチリと全国でやってくれる。プールでは、この前のウンドウカイで知り合った他校の小学生たちと交流したり。小国ならではの良さです。
帰り道は「日本・パラオ友好の橋」に寄って…
ランチタイムです!
学校から調理員さんがわざわざ弁当にして持ってきてくれる😢ありがたいなぁ…。
✎授業の様子
低学年算数と体育の授業にはいまだに苦戦中…。日本人としては、ついついツッコミを入れたくなる場面もちらほら。ツッコんでみようと思います。
その1 くっつかないの?!
小学校で使っているのは素敵なホワイトボード。しかし、驚くことにこのホワイトボード、マグネットではありません😅くり上がりのあるたし算の学習で使ったりんごのイラストは、全部セロテープで必死に貼るしかなかった😅ホワイトボード=マグネットというのは日本だけの常識なのかな?
3年生の授業では、パラオ語の授業でマスキングテープを使って紙を貼っていました。こんなにたくさんのテープ…大変😅マグネットのすばらしさ痛感。
くり上がりのあるたし算自体は、一生懸命取り組んでいました。
まずは10で囲って…。イラストがあるとやっぱり解きやすい。
その2 いきなり大学ノート?!
パラオでは、小学生も大学ノートを使います。日本では、小学校のうちはマス目のノートを使っていて、高学年になるにつれてマス目が小さくなったり、教科によってマス目のノートや横罫線のノートを使い分けたりしていましたが、ここではみんな横罫線の大学ノート。
日本では中学生の頃からやっと使うことが許可されるノートだというのに…!驚きです。
でも、マス目がないことによるデメリットが結構大きい。たとえば筆算。
画像内の②~③の問題はマス目がないせいで位がズレてしまい、最初は正しい答えにたどり着けませんでした。でも、縦線を書き足してあげたら、ミスなく解ける!
次ページの問題を解くときは、少年の方から「線引いて!」と言ってきました。満点の証のシールももらえて大満足の少年。ノートがマス目だったら問題解決なのになぁ…。先生に放課後聞いてみたところ、マス目のノートは見たことないとのこと😅このあたりに改良の余地がありそう!
その3 折り紙最強!
学校では、突然「次の1時間なんかやって!よろしく!」と先生から無茶ぶりされることもしょっちゅうあります。そんなときに便利なのが折り紙!今回は、折り紙を折って切って花をつくるアレ、やってみました。(「切り紙」というらしい。)
折り紙って意外と難しい。前回の手裏剣づくりのときに大変すぎて「センセイ!」「センセイ!」コールが止まず疲れ果てたので、今回はそれぞれの段階の見本を作成して貼ってみました。「質問する前に、見て真似してみてごらん」作戦。「センセイ」コールが半分くらいに減ったので、作戦大成功です。
ついつい写真を撮り忘れましたが、いろんな種類の花をつくることができました。人によって折り方も切り方も違っていろんな花が生まれるので楽しい!「アイメリーク ガーデン」を作ることになり、大きな模造紙を庭に見立てて、花をたくさん貼りました。続きは来週…かな?
家に帰ってからも、1年生Sisangからの「花いっしょにつくろう!」コールは止みません。だんだん上手に花をつくれるようになるのが楽しいみたい。
翌朝には、棚にビッシリ貼られた花が!!「切り紙」かなりウケがいいことが判明!
🚌日本大使館からのバス
あまりにも、日本の国旗があちこちにあるので、あまりに気にせずに乗っていましたが、このバス、日本大使館からの援助で購入されているとのこと。そして、先週日本大使館の方がバスの運用状況を見に来られました。
「JAPAN Embassy(日本大使館)が来る!」とバス運転手のおっちゃんフランシスが朝からめちゃくちゃ気合を入れてきれいにバス掃除。ちなみにフランシスとはよく話すので、なぜか仲良しになりました。
大使館の方に見守られる中、バスに乗車。
普段は走りまわりながらバスに乗り込んでいますが、この日のために前週から「バスの乗り方」を練習していました。高学年が低学年の手を引きバスに乗せる…というのが正しいバスの乗り方らしい。こんな姿初めて見たので、なんだか新鮮。
高学年がちゃんとエスコートして小さい子たちをバスに連れていきます。普段と光景があまりにも違いすぎて、そばにいた先生と爆笑してしまいました。
バスに乗った後は…いつもは騒ぎまくって怒られている彼らですが、少し緊張していた?のか、この日は大爆睡。低学年のサポート、お疲れ様。
ただ、帰り道に通りがかった家に米を届けるのだけは欠かしません。「米を配達して」と頼まれていたみたい。こうして途中停車・何かを積み下ろすこともしょっちゅうです。村人同士の仲がいい証拠だなぁ…ほのぼの。(ちなみにこの8年生の少年も流行りの長靴下&サンダルスタイル!)
👨活動発表会をみて
先週は、隊員活動発表会なるものもありました。1年前にパラオに来た先輩隊員たちが1年間でどんな活動をしてきたのかの発表する会。
とある小学校で活動している先輩隊員の発表では、懐かしの映像が!去年(といっても今年の2月)、日本の所属校の中学校とパラオの小学校で質問ビデオの交換をしたときの映像でした。パラオの子どもたちにとっても、新鮮な学びになったみたいで嬉しい限りです。忙しい中での質問ビデオ交換だったから準備は大変だったけれど、やってよかったなぁと改めて思いました。また、是非やりたいなぁ!
私は1年後この活動発表会でどんなことを発表することになるんだろう…。いろんなことに挑戦したいなぁなんて思った一日でした。
そして、活動発表会の翌々日は、いよいよ初めてのダイビング!
パラオに来たからには、絶対ダイビングをする!と決めていましたが、いよいよ初挑戦。初心者なので装備をつけるだけでもかなり時間がかかります。
この美しいブルーの海!
最初は少しこわかったけれど、楽しかったしキレイだった~~~~!!!ライセンス取得に向けて、がんばります🔰
🍌最近の日々
毎日刺激的なホームステイ生活の様子をお届けします。
庭のバナナ。バナナはパラオではいくらでも食べられるので、腐らせずに食べることの方が難しいかもしれません。
「バナナ🍌ってリンゴ🍎やみかん🍊とちがって、こんな風に実ができるんだよ!」「下から上向きで生えているんだよ!」とテレビで見たことはあるけれど、まじまじと見たのは初めてかもしれない。日本でも当たり前に食べるバナナですが、実のなる様子をこんなに近く(家の庭)で見られるとは!
ちなみに、バナナは1本の木から一度しか実ができないらしい。一度収穫したら、その木には二度とバナナは実らず、根っこの方から新しい木が生えてくるそうです。知らなかった~~~!
こちらは、大収穫ができたランブータン。10歳JordanとパパNgatが持って帰ってきてくれました。子どもたち大喜び!
洗濯はこんな感じ。ハンガーはなぜか使いません。風で吹き飛ばされないかヒヤヒヤしながら乾くのを待ちます。
放課後、かくれんぼを真剣にやったりもします。かくれ鬼は最強に楽しい遊びだということを大人になってから再確認できました。
バドミントンをしている10歳Jordan、高校生Lebronと、それを眺める夕空。