🎒遠足その1 ガラスマオへ
今日は、5年生を連れてガラスマオ(Ngardmau)州へ遠足です!アイメリーク小からスクールバスに乗って北上すること、約40分…。
ガラスマオに到着!黄色と赤色の州旗が風にたなびいています。この州の事務所で他の2校と合流し、全3校で合同遠足。
このガラスマオの広大な土地に、植樹をする遠足です。環境保全活動や環境教育活動を行っているNGO団体の方達の主催の遠足でした。ちなみに、写真の奥に見える段々型の山は、第二次世界大戦前の日本統治時代にボーキサイトを採掘していた場所。あちこちに日本統治時代の名残が残されていました。
穴の中に苗を入れて、肥料を入れ、土をかぶせます。(ちなみに肥料はパラオ語でコヤス)
みんなで協力してアチコチ植えるぞ~~~!
土をかぶせた後は、ココナッツの殻でフタ。こうすることで、苗が風で倒されるのを防ぐんだそう。
さらに最後はココナッツの葉っぱを運び…
畑全体にフタ!これで、風が吹いても雨が降っても動物が来ても、苗が守られます!
植樹の後は、歩いて散策。植物の説明を受けながら、川遊びをする川に向かいます。
右の写真は、ウツボカズラ。ポケモンのウツボットを思い出します。
ん~、鮮やかな色・形の植物だらけ!!
いよいよ、川遊びをする川に到着。皆で川の中をトコトコ歩くと…
小さな池?に到着!ここで思いっきり水遊び!!ちなみに、ここは滝の頂上地点らしく、さらに奥に進むと滝から落下…してしまうような場所です。
私も皆と混ざってしっかり遊びました!
水が気持ちいいねぇ~~☺
川遊びから帰ってくると、お昼ごはん。サマーハウスと呼ばれる屋根の下で、持ってきた弁当を食べます。
サマーハウスの屋根を下から見るとこんな感じ。コンクリートなどは一切なし。全部手作り&天然素材で作られています。
午前中に学んだ植物についてを午後はプレゼンテーション!「どんな植物を見つけたかな?」「いくつ見つけたかな?」「どこで見つけたかな?」…テーマに沿って、ホワイトボードに各班ごとにまとめていきます。
いよいよプレゼンテーション!
今日知り合ったばかりの子ども達…とは思えないぐらい、3校の学校の子ども達が協力しながらプレゼンテーションを無事に終えることができました👏
少人数の学校同士だからこそできる、学びの深い遠足!大人の私もとっても楽しむことができました。
そして、こちらはボーキサイト採掘場の近くにあった、日本統治時代の名残の数々。列車を走らせてボーキサイトを運んでいたのでしょう。
現在のパラオは人口18000人ほどの島ですが、今から約90年前の日本統治時代は、約6500人のパラオ人と日本人が約17000人ほど暮らしていたそうです。パラオをめぐっていると、あちこちで日本統治時代の名残を見つけられます。この暖かくて穏やかな島で、第二次世界大戦前にどんな生活が繰り広げられていたのか。日本人として、しっかりこれから学んでいきたいと思います。
🎒遠足その2 ガラロンへ
5年生のお次は、4年生の遠足。今日は、バベルダオブ島最北端のガラロン州(Ngarchelong)へ遠足です!私にとっても初のガラロン。
ガラロンに向かうスクールバスの中からでもわかる、この海のきれいさ!!!!
ボート乗り場に向かう道も、美しすぎる!!!
本日も3校合同の遠足です。皆でライフジャケットを着てからボートに乗ります。
透明な海!
なんて、きれいなんだ~~~~!!!
ボートに揺られること、約10分。目的地の小さな島にたどり着きました。
海に入る前に、説明を受けます。今日は、シュノーケリングをしながら、海の中に住む生物を見つけるという遠足!マスク&ゴーグルは基本持参。タビ(アクアシューズ)も持参。パラオの家庭では、ちゃんと皆家で持っているものなんだなぁと思わされます。
さあ、潜って探すぞ~!!
メジャーを使いながら、決められた距離の中で生物を探します。私はナマコと小さな魚🐡くらいしか見つけられませんでしたが、子ども達の方がよっぽど色々発見していました👏
観察後は、再びボートで陸地まで帰ります。
お昼ごはんの後は、班ごとに分かれてプレゼンテーションの準備。
どんな生物を見つけたかなぁ?今日の一番の思い出は何かなぁ?と、普段は違う小学校に通う同学年のメンバーで一生懸命話し合います。
そして、発表!
皆、堂々と発表ができていました。「とっても楽しかった!」と口々に言っていました。
帰りのバスでは…大爆睡💤ガラロン州からアイメリークまではバスで1時間以上かかります。車の椅子で寝るのが器用な子ども達。一日楽しかったね。
パラオでの遠足に2回も一気に引率で行かせてもらいました。小規模の学校だからこそできる、ハイレベルな遠足!!まさか、1人数本の苗を植樹させてもらえるとは!皆でボートに乗ってあんなに美しい海で潜ることができるとは…!子どもたちに色んな体験をさせようとしている大人たちの熱意が伝わってきました。これからの遠足も楽しみです。そして、「遠足のときはセンセイ引率お願いね!」と日本人の私を積極的にパラオのあちこちに送り込んでくださるアイメリーク小学校の先生方にも改めて感謝😢
🏠刺激いっぱい ホームステイ生活
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「今日はでかいのがとれた~」とホストブラザーのNgat。ぱっと見、70cm以上はある魚…。いつもspearfishing(魚突き)で捕まえてきてくれます。この日は煮付け(パラオ語でもニツケ)にしていただきました。
こちらはサトウキビ。ガリガリかじって食べ、芯はペッと捨てます。これがおいしいんだなぁ…。子どもにも大人気の植物。
こちらは名前も忘れた実。食べると甘いけど、口の中が赤くなります。
そして、アイメリークからの夕日!絵画のような空に、言葉が出なくなります。
今日も一日ありがとう!明日も一日がんばろう!